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よんさまと出会う前、めっちゃ一生懸命好きやった人がおった。 始めたのは向こうやったけど、終わらせたのも向こうやった。 初めて出逢った異国の人。 留学先で好きになって、あたしが1年の留学を終えて帰国するとき、彼はあたしに「離れてしまうけど、二人で頑張ろう。このまま努力して、いつか結婚しよう」ってゆった。 再会したのはそれから3ヵ月後。あたしは女友達と一緒に韓国へ行った。 初対面。・・・彼の家族と。 そんとき韓国語はあまり分からんかったけど、彼のお母さんに紹介された時、彼が行った言葉は『中国で知り合った日本の友人』。なんか違和感があったけど・・・あたしの連れも居たから『友人』って言葉を聞き流した。その夜、彼のお兄さんと一緒に飲んだんやけど、お兄さんに聞かれた「Lover? or Girl friend?」。 頭にあったのは・・・あたしのこと家族にはなんにもゆってへんのやってコト。 すごくショックやった。 でもあたしに対する態度は間違いなくLover。 あたしは自分の不安をかき消す為にも、もう一度中国へ行かなきゃって思った。 離れてるから不安。離れてるから心配。離れてるから愛されてない。 全部どーにかしたかった。 もう一度中国へ行くと決めた時、父親に猛反対された。 きっと男が絡んでるって分かってたんやろね。笑。 「それでも行きたい。」っていうと、「縁を切る」といわれた。 バイト先はおじさんの経営するゴルフ場。そこに毎日のように親戚が入れ替わりやってきてあたしの中国行きを説得する。 「韓国人はどーだ。あーだ。韓国人なんてやめとけ。とりあえずあかん。」 なんで韓国人ってだけで反対されるのか分からなかった。でも子供の頃から、なんとなく韓国人嫌いってのは分かってたかも。 でも親戚中が? 理解できない。 苦しくって、悲しくって彼に電話するたびに泣いてたかも。 そしてだんだん彼の態度も変わっていった。 連絡がつかなくなっていった。(もともと毎日連絡する人ではなかったけど) 突き詰めていくと彼は話し始めた。 「俺にとって99%完璧な理想の女性。でもあと1%が足りない。この1%が絶対条件だ。」 「あたし、ちゃんと韓国語も勉強するから。そっちへも行くから。・・・努力する。1%って何?」 「・・・韓国人じゃない。」 ちょうどバイト中。 周りなんかもう気にしてられず泣いてた。 あたしが日本人やから何? あんたが韓国人やから何? あたしが韓国人じゃないって何? 結局「別れよう」よりキツイ言葉をもらっちゃった。笑。 ボロボロやったけど、あたしには目標があった。 絶対中国へもう一回行く。 たとえ親と縁が切れても。 彼に会いに。 (実は1年くらいの留学じゃ、就職も出来なかった。20社受けて内定0。超氷河期やったしなー。) よんさまと知り合って、以前同じ韓国人にあんなに情熱的で愛されてたと思ってたのがとってもチープで可笑しいものに感じられた。あたしだけが努力してたって感じ。 あの人全然嘘ばっかりやったかも。 (初めて韓国へ行った時に彼は自分の家じゃなく、あたしらを旅館に泊めた。後々韓国人の友人に「それってありえない。だって彼女でしょ。とりあえず自分ちに泊めるよね。」ってね。) ほんまに愛されると、不安になんてならない。 距離が怖くない。 彼が、自分の家族も、友人も含めた環境であたしを迎えてくれる。 連絡が途絶えるって事もない。 嘘、秘密が無い。 よんさまに出逢えてよかったと思う。 よんさま軍隊基礎訓練終了まであと6日。 By うさよん
by sn_charisma
| 2006-08-18 22:49
| Military Service
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2007/11/01 Released ♪聞イテクレマスゥ? 音ガデルヨォ ♪
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